M51
「子持ち銀河」という愛称で呼ばれる、りょうけん座の系外銀河です。渦巻き銀河の腕の所に、小さな銀河がくっついています。下の大きな渦巻き銀河のほうがM51(NGC5194)、「子供」銀河のほうがNGC5195という符号がついています。二つの銀河の質量を比べると、実は子供銀河のほうが2倍も重たい事がわかっています。太陽系からの距離は2300万光年です。
新しく入れ替えたこの写真は、Nikonの新しい一眼レフデジカメ「D70」のファーストライトの一枚です。鏡筒バランスが悪くて、ガイドが流れてしまいましたが、ノイズリダクション効果は絶大で、10分間程度では、ノイズはほとんど気になりません。この程度の明るい銀河であれば、10分の露出で十分写ります。
撮影データ | |
撮影日: | 2004年3月27日 |
撮影場所: | 茨城県里美村里美牧場 |
撮影機材: | Vixen R200SS Takahashi EM-200USD II Nikon D70 FS-78C (Guide Scope) ST-2000XM (auto guider) |
露出時間: | 10分間×3 (ISO400) |