バーナード彗星は、1889年にE.バーナード氏により発見された周期彗星ですが、軌道要素の不確かさから、次の回帰は2034年頃ではないかと言われていました。ところが117年後の2006年6月に、LINEARプロジェクトにより発見された彗星が、軌道の解析の結果、バーナード彗星と同一である事が判明し、177Pの認識符号が与えられました。2006年の回帰は1889年の発見時より条件が良く、8月下旬には7等台に達しました。
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