板垣彗星は、山形県の板垣公一氏によって、栃木県の観測所の21cm反射望遠鏡で3月14日に撮影された画像から発見されました。 中野主一氏によれば南に尾があるようだとの追加情報が伝えられましたが、この画像では確認することはできません。日本人が発見した彗星は、2002年12月の工藤・藤川彗星(C/2002 X5)以来となります(SWAN彗星C/2005 P3となった佐藤・鈴木氏の発見が2005年にあります)。なお、現在の軌道要素によると、公転周期は540年ほどです。
星の世界トップへ Home