M33は、北半球ではM31(アンドロメダ銀河)に次ぐ大きさ(視直径)の銀河です。空が非常に暗い所では肉眼でも見え、空の暗さを判定するバロメータです。とても淡いので、光害があると望遠鏡でも確認が難しくなります。さんかく座という小さな星座にあり、フェイス・オンという、銀河平面を垂直に見る位置にあります。以前から何度かチャレンジしていた被写体ですが、なぜか成功しなかったり、満足行く出来では無かったりと、長らくまともな画像がありませんでした。私にとって因縁の被写体です。

撮影データ
撮影日: 2003年11月22日
撮影場所: 茨城県美和村花立山自然公園
撮影機材: Takahashi FS-78C+レデューサ
Takahashi EM-200 USD II
ST-2000XM(セルフガイド)
露出時間: L=10min×6, RGB=各10min×2


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