波照間島ってどこにあるの?
波照間島は、八重山諸島西表島の南にある、周囲14kmの小さな島で、
人が居住している島では日本の最南端に位置する島です。
波照間島に行くには、まずは何はともあれ石垣島に行くことになります。
石垣島からは、飛行機、高速船、フェリーの3通りの方法で行くことができます。
特に高速船は、一日の便数も多く便利です。この高速船は、ムチャクチャ飛ばします。
知っている人はわかると思いますが、渡嘉敷島に行く「朝日号」と同じような
ものです。
波しぶきを上げ進む「特攻船」安栄号
波照間島の宿、ダイビング・サービス
波照間島には6軒ほどの民宿しかありません。石垣島から、ブラリと訪れる際でも、
予め予約して行った方が安全です。今回私は、星空荘という所にお世話になりました。
ここは、食堂・売店の2階にある5室と別館にも10室くらいあるようです。
ダイビングサービスは、島に2軒しかありません。一つは今回お世話になった、
ATLAS波照間と、民宿いしの荘がやっている所です。ダイビング・スタイルは、
午前、午後の2ボートになります。ポイントまでは近いので、午前中のダイビングが
終わると、島に帰ってお昼を食べます。
波照間島の観光ポイント
波照間島は小さいので、これと言ってメジャーな観光ポイントはありませんが、
やはり「日本最南端の碑」は行っておくべきでしょう。この碑には、
北緯24度02分25秒、東経123度47分16秒と記載されていますが、
自分のGPSレシーバで測定したところ、北緯24度02分50.8秒、東経123度47分42.5秒
でした(WGS84)。ちょっとだけ北になってしまいました :-)
足としては、レンタ・サイクルかレンタ・バイクを利用するか、宿に送迎を
お願いしましょう。星空荘から最南端の碑までは、自転車で片道20〜30分位です。
日本最南端の碑
もう一つ、お勧めは、「星空観測タワー」です。此処には200mmの屈折望遠鏡が
置かれており、夜に見学に行くと望遠鏡を覗かせてくれます。波照間島は緯度が
低いため、一晩に上がってくる星の数が本州などよりも多く、また上空に
ジェット気流が流れていないので、星が瞬くことなく、観測に適しているそうです。
南十字星は、12月から6月が見易い時期になります。私がおじゃました際は、
ケンタウルス座にある球状星団(ω星団)を望遠鏡で見せてくれました。
ボーっとした淡く丸い光がよく見えました。宿に頼めば、送迎をしてもらえる
でしょう。見学は、プラネタリウムを見て、星座のお勉強→屋上で説明を聞きながらの
観望会→望遠鏡を覗いて天体観測の順で進みます。
休館日:月曜日/祭日/年末年始
使用料:大人300円 子供150円
開館時間:
昼 09:00〜12:00 13:00〜17:00
夜 (4〜10月) 19:00〜22:00
(11〜4月) 18:00〜21:00
波照間島に来て、お店で泡盛の「泡波」を見つけられたら、是非お土産に
買いましょう。生産量が少ないため、島でもなかなか手に入らないという
幻の泡盛です。今回私は、好運にも手に入れることが出来ました。
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